PROFILE - プロフィール

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HISTORY - ヒストリー

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MFJ全日本ロードレース選手権に参戦中のトップライダー

山口とオートバイの出会いは、子どもの頃、母親の運転するスクーターに乗せられたことでしたが、

実際に自分で走らせたのは16歳で免許を取ってからでした。


幼少の頃からポケットバイク、ミニバイクに乗っている選手が多い中、山口はストリートから走り始めていました。

当初は、気の合う仲間と走っていることで満足していましたが

近所の荒川河川敷にあるサーキット秋ヶ瀬の存在が山口をレースに引き込んでいきました。


ミニバイクレースを始めると徐々に頭角を現し “プロライダーになる” という確固たる信念を持つようになります。


その後、ミニバイクレースでシリーズチャンピオンを獲得し、チームに誘われロードレースにステップアップしますが

マシントラブルも多く、思うような成績を残せませんでした。

ここで山口は、奮起し、自身でマシンを購入、整備も自分で行いロードレースに参戦すると2つのタイトルを獲得。

この活躍が認められ1997年より全日本ロードレース選手権に参戦を開始しました。

2000年には念願のHondaファクトリーライダーとして契約。プロライダーとして国内最高峰クラスを走り始めました。

世界選手権へのスポット参戦、国内最大のレースでもある鈴鹿8耐では

仮面ライダーチームのエースライダーとして走るなど、常に国内の最高峰クラスで活躍してきました。


2009年もHondaで最高の成績を残しましたが、最高峰クラスでのシートを確保できませんでした。

しかし、常に進化を続けてきた山口にとって走ることを辞めることは微塵も考えませんでした。

世界で走るという夢があったからです。

そのチャンスをつかむために2010年は全日本ロードレースの中でも最大の激戦区と言われている

ST600クラスに自らチームを組織しプライベーターとして参戦しました。

決して恵まれたチーム体制ではありませんでしたが、ライバルに打ち勝ち全日本タイトルを獲得。

2戦目からダブルエントリーを開始したJ-GP2クラスでもランキング2位と健闘しました。

また、ロードレース世界選手権第12戦サンマリMoto2クラス、アジア選手権最終戦カタールSS600クラスにスポット参戦。

世界でもその実力が通用することを証明しました。

2011年は、TOHO Racingとして参戦を開始。全日本ST600クラスで2連覇を達成しました。


そして2012年シーズンは、再び最高峰クラスにチャレンジを開始し、JSB1000クラスランキング3位。

また、鈴鹿8時間耐久ロードレースではキットバイクでは鈴鹿8耐始まって以来の快挙となる2位を獲得しました。


2013年は、全日本JSB1000クラスランキング5位となり、2014年にはサスペンションメーカーをKYBに変更。

それまでの自己ベストを更新する走りでトップ争いに加わりランキング4位となりました。


2015年はランキング6位となり、他メーカーがモデルチェンジして行く中、2016年は第8戦岡山ラウンドで念願の勝利を飾る快挙を成し遂げました。

さらなる飛躍を目指した2017年は、ブランニューとなったCBR1000RR SP2とレギュレーションで17インチとなったタイヤとのマッチングに苦しみましたが、

シーズン終盤には、前年を上回るタイムを記録するなど2018年につながるシーズンとなりました。


2018年はTeam SuP Dream Hondaより全日本JSB1000クラスにスポット参戦し、鈴鹿8耐に出場しました。


そして2019年は、自らのチームであり、プロジェクトであるTeam t2yを再始動。

オリジナルマフラーの開発、スクール、アドバイザーなど多岐にわたる活動を積極的に行っています。


また、念願であったBSB（ブリティッシュ・スーパーバイク）のSS600クラスにイアン・ロッカー氏率いるTeam ILRから開幕戦ブランズハッチ、第2戦オールトンパークの2戦にスポット参戦。

多くのご協力のもと、貴重な経験をさせてもらいました。


飽くなき向上心を持ち、チャレンジを続けているのがレーシングライダー山口辰也なのです。

RESULT - 主な戦績

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1994 RS YOKOTA	モトチャンプ杯	SP12エキスパート	シリーズチャンピオン (11連勝)
	モトチャンプ杯	S80	シリーズチャンピオン
1995 RS YOKOTA	関東選手権	SP250	ランキング4位
1996 Jhaレーシング	関東選手権	GP125	シリーズチャンピオン
	筑波選手権	GP125	シリーズチャンピオン
	筑波選手権	SP250	ランキング3位
1997 HARC‐PRO.	全日本ロードレース	GP250	ランキング14位
1998 HARC‐PRO.	全日本ロードレース	GP250	ランキング5位
1999 HARC‐PRO.	世界選手権（もてぎ）	GP250	決勝6位
	全日本ロードレース	GP250	ランキング7位
2000 HRC	全日本ロードレース	スーパーバイク	ランキング8位
2001 HRC	全日本ロードレース	スーパーバイク	ランキング6位
2002 ホンダ DREAM Fill Racing	全日本ロードレース	スーパーバイク	総合ランキング6位
		JSB1000	シリーズチャンピオン
2003 カストロールホンダDREAM R.T	全日本ロードレース	JSB1000	総合ランキング4位
2004 ホンダドリームカストロールRT	全日本ロードレース	JSB1000	総合ランキング2位
2005 ホンダドリームカストロールRT	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング2位
2006 ホンダドリームカストロールRT	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング3位
2007 モリワキMOTULレーシング	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング7位
2008 モリワキMOTULレーシング	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング4位
2009 MUSASHI RT ハルク・プロ	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング3位
2010 モリワキクラブ	全日本ロードレース	ST600	シリーズチャンピオン
		J-GP2	ランキング2位
2011 TOHO Racing with MORIWAKI	全日本ロードレース	ST600	シリーズチャンピオン
		J-GP2	ランキング4位
2012 TOHO Racing with MORIWAKI	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング3位
2013 TOHO Racing with MORIWAKI	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング5位
2014 TOHO Racing with MORIWAKI	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング4位
2015 TOHO Racing with MORIWAKI	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング6位
2016 TOHO Racing	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング4位
2017 TOHO Racing	全日本ロードレース	JSB1000	ランキング8位
2018 Team SuP Dream Honda	全日本ロードレース	JSB1000（5戦スポット参戦）	ランキング14位